つくもとてんじんのバイリンガル子育て日記

つくもの米国出向に伴い、娘と息子を現地校で育てています。子供たちがバイリンガルになる記録を取るとともに、日本のグローバル化に少しでも貢献できるよう英語教育に良いと感じたものを夫婦で共有したいと思っています!

Pledge of America (忠誠の誓い)

車を使って家族四人で移動中に後部座席から娘が急に英語で何かを話し始めたので、耳を傾けました。

運転中だったのでしっかりとは聞きとれませんでしたが、何やら以下のような文章が含まれているよう。

 

「Flag of United States of America」

「Republic for which it stands」

「Nation under God」

「Justice for all」

 

てんじんは「え、何々? もっかい言って?」

その後繰り返してもらった後に「つくも、何言ってるか全くわからないんだけど、わかる?」と。

二回聞くとどうやら何かの宣誓のよう。おもしろかったので、少し調べてみました。

 

どうやら娘が話していたのは、Pledge of America (忠誠の誓い)というもので、正式な文章は以下の通り。

 

"I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all."

 

忠誠の誓いの意味 from Wikipedia (日本語)

 

アメリカ合衆国への忠誠心の誓いのようで、みんなで暗唱しているようです。おそらく娘は意味を知らず覚えていると思いますが、みんなで歌を歌うような感覚で覚えたのでしょう。

なんだか演説のような話し方だったので、なぜかマーティン・ルーサー・キングJrの演説を思い出しました。

 

マーティン・ルーサー・キングJr

 

ちなみにアメリカにはマーティン・ルーサー・キング・Jr dayという祝日があり、1月の第三月曜がお休みです。今年は1月15日が祝日でした。こっちではMLKJ dayと書かれることもあり、はじめはこの略が何かわからず何の日だろうと調べました。

発音 "Pronunciation"

恐るべし、子供たちの発音 from つくも

 

米国生活が1年経過しているので何から書き始めようかと考えた時、一番頭に浮かんだのが、’’Pronunciation (発音)’’です。

 

特に娘はほとんどネイティブスピーカーと同じレベルの発音です(少なくとも私の耳にはそう聞こえます)。それを証明する事実が一つ (つくもには凹む出来事ですが・・・。)

 

今年の初めに家族で旅行に行った際、夕食をとあるレストランで取ることになりました。基本的にはつくもがオーダーをするのが通例ですが、娘が不意に英語でウェイターさんに話しかけました。’’Can I have apple juice?’’、シンプルな注文ですが、その後ウェイターがつくもに一言、

 

ウェイター:「海外旅行じゃなくてアメリカに住んでるの?」

つくも:「うん、なんで?」

ウェイター:「娘さんの話し方がアメリカの話し方だから。」

 

・・・素晴らしい!渡米して半年程度たった頃でしたが、ちょうど短い定型文を話し始めた時期でした。その後、娘に「ウェイターさん発音がめっちゃいいってすごい褒めてたよー!」と言うと、娘はかなり嬉しそうにしていました。

 

でもつくもの発音が悪い事の裏付けにもなりました。つくもの発音がきれいであれば、そもそも「アメリカに住んでるの?」ということ自体聞かれないですもんね。

 

今思うと、この出来事が英語で娘が話し始めるきっかけだった気がします。自分が話す英語がしっかり相手に伝わっていて、かつ発音がきれいだと言われた。きっと大きな自信になったのだと感じます。

 

先輩出向者からは、現地の学校に通ってから大体半年くらいで英語を話し始めると聞いていました。これまでずーーっと学校でInputされ続けた英語がこれを機にOutputの時期に移行したのだと思います。

 

一旦Outputが始まるとその後はどんどん英語が出てきました。子供の脳、恐るべし。最近では娘が話す言葉にてんじんは「え、何?」とよく言っています。そして、「それ日本語でなんていうの?」と娘に聞いているのをよく見かけます。

 

娘は弟に対しても英語でコミュニケーションを図ります。

 

“Come join us!”

“I wanna present for you.”

“Keep going!”(こまを)回しながら

 

息子は現在必死で追い上げ中ですが、姉の英語に答えようと頑張っています。

 

最近は娘の寝言が英語になっています。「Stop it!」(おそらく息子にちょっかい出されている夢でもみていたのかとw)などの短い単語ですが、普段から物事を英語で考えているのかもしれないなと感じました。

この出来事をきっかけに、Outputがいかに大事かを再認識しました。“聞いているだけ”では話せるようにはならない、と。

 

最近は娘と英語で話していると、発音が違うとご指摘をいただきます。小さい英語の先生ですw

 

 

 

 

米国出向!

はじめまして。つくもと言います。

昨年会社から米国出向の事例を受け、渡米して1年が経ちました。

 

今回はなぜブログを開設したかについて、少しお話ししようと思います。

 

開設の一番の理由は渡米して半年ほど過ぎたあたりから、’’子供達が驚くほど英語を話し始めたこと’’がきっかけです。渡米するまではこれと言ってほとんど英語教育をしていませんでした。正直、「大人になって必要だったら頑張るやろ」程度に考えていました。

 

家族構成は夫「つくも」、妻「てんじん」、娘6歳、息子3歳の4人家族です。

 

娘は昨年の9月から日本でいう幼稚園の年長に入学しました。私が住んでいる地域は年長(Kindergarten、grade K)から小学校に付属しており、Kから4年生 (4th grade)までが小学校に在籍しています。

 

息子は5歳になるまでは私立のpreschoolに通います。(日本でいう保育園のようなところです。)

 

1年間で山あり谷ありいろいろありましたが、過去については「てんじん」とふたりでおいおい振り返りながら書いていこうと思っています。

 

「つくも」も「てんじん」も今回の出向までは米国在住経験はゼロ、業務や日常生活で日々悪戦苦闘しながらも家族で協力しながら過ごしています。

 

本ブログのメイントピックは以下の通りを考えています。

  • 娘と息子が家でどのように英語を話し、バイリンガルとなっていくのかを記録する。
  • 米国での生活で親や子供たちが英語を習得するために役立っている物事を紹介する (こっちに来るまで知らない事が多かったですが、意外と日本に住みながらも自宅等で子供に英語をなじませる教材がたくさんあります。)
  • 日米での文化の違い
  • 現地で初めて知った英語の話し方等、現地で得た情報を共有する
  • And more

本ブログが、日本の未来のグローバル化に少しでも貢献できれば、嬉しい限りです!