発音 "Pronunciation"
恐るべし、子供たちの発音 from つくも
米国生活が1年経過しているので何から書き始めようかと考えた時、一番頭に浮かんだのが、’’Pronunciation (発音)’’です。
特に娘はほとんどネイティブスピーカーと同じレベルの発音です(少なくとも私の耳にはそう聞こえます)。それを証明する事実が一つ (つくもには凹む出来事ですが・・・。)
今年の初めに家族で旅行に行った際、夕食をとあるレストランで取ることになりました。基本的にはつくもがオーダーをするのが通例ですが、娘が不意に英語でウェイターさんに話しかけました。’’Can I have apple juice?’’、シンプルな注文ですが、その後ウェイターがつくもに一言、
ウェイター:「海外旅行じゃなくてアメリカに住んでるの?」
つくも:「うん、なんで?」
ウェイター:「娘さんの話し方がアメリカの話し方だから。」
・・・素晴らしい!渡米して半年程度たった頃でしたが、ちょうど短い定型文を話し始めた時期でした。その後、娘に「ウェイターさん発音がめっちゃいいってすごい褒めてたよー!」と言うと、娘はかなり嬉しそうにしていました。
でもつくもの発音が悪い事の裏付けにもなりました。つくもの発音がきれいであれば、そもそも「アメリカに住んでるの?」ということ自体聞かれないですもんね。
今思うと、この出来事が英語で娘が話し始めるきっかけだった気がします。自分が話す英語がしっかり相手に伝わっていて、かつ発音がきれいだと言われた。きっと大きな自信になったのだと感じます。
先輩出向者からは、現地の学校に通ってから大体半年くらいで英語を話し始めると聞いていました。これまでずーーっと学校でInputされ続けた英語がこれを機にOutputの時期に移行したのだと思います。
一旦Outputが始まるとその後はどんどん英語が出てきました。子供の脳、恐るべし。最近では娘が話す言葉にてんじんは「え、何?」とよく言っています。そして、「それ日本語でなんていうの?」と娘に聞いているのをよく見かけます。
娘は弟に対しても英語でコミュニケーションを図ります。
“Come join us!”
“I wanna present for you.”
“Keep going!”(こまを)回しながら
息子は現在必死で追い上げ中ですが、姉の英語に答えようと頑張っています。
最近は娘の寝言が英語になっています。「Stop it!」(おそらく息子にちょっかい出されている夢でもみていたのかとw)などの短い単語ですが、普段から物事を英語で考えているのかもしれないなと感じました。
この出来事をきっかけに、Outputがいかに大事かを再認識しました。“聞いているだけ”では話せるようにはならない、と。
最近は娘と英語で話していると、発音が違うとご指摘をいただきます。小さい英語の先生ですw